『6/29』

今の私のすべて。

誕生日に人間関係とむなしさを考えてみた。

30になった。
誕生日 きてわかったのは 人は忘れられる生き物で それはどんなに大事だった相手でもそうだということ。
自分も高校生の時に好きだった人の誕生日 三年経ったら 誕生日過ぎてるの後で気がつく。いまだに友達だから おめでとうくらい送ってやればいいのに忘れてる。送らない。
それとおなじ。

結局 人が忘れられないのは 今 その相手にとって自分が重要だからであって 重要でなかったならば 忘れるんよ。
でもさ、人に覚えていてもらいたいから 忘れられたくないから 重要でいるってのも むなしいよな。

人に覚えてもらっていても寂しい 人から忘れられるのも寂しい。

自然に覚えていてもらえるのが一番いいんだけど 俺はそんな方法知らない。

たいして仲いいわけでもない妹がさ 誕生日覚えている。
不思議なもんだなって思った。
血のつながりって 切っても切り離せないってこういうことなのかなって。
俺も覚えてるもん。妹の誕生日。忘れない。

家族を大事にしていかなきゃないのは 覚えているから何じゃないかって思った。忘れられない関係。

そして、自分が家族を持つのは 誰かに覚えていてほしいから。自分が大切だって相手を思って その相手に覚えていてほしいから。

だから、家族をつくる。
そんなこと思いながら 30という歳をむかえる。


忘れれるから 前に進めるけど、
それは 同時に 相手からしたら忘れられるってこと。
どっちにもなるけど。
じゃあ、その繰り返しで進んでいく人生ってなんなんだろうなって。

なんかね、そんなこと考えていたら 今 一生懸命 毎日 毎日 目の前のことに打ち込んでいる方が ずっと楽だなって思いました。

やるのが 大変だったりとか 面倒くさいとか思うこともあるけど そっちをやってるほうがずっと楽。

頭が やることで埋まってるから考えなくて済む。

変な現実逃避だけどさ そのほうが 明るくなると思うんだ 。

少なくとも むなしくはならない。